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アレコレ好き勝手に絵板で描き散らしてます 一緒に特撮やアニメの話をしませんかぃ?うぃ?
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ダイナミック・ロボ 1


はいは~いw 桜多吾作版グレートっす~
ついに今回のレビューで終了と相成ります
熱い物語の結末はいかなる事になりますやら…


第11話「氷塊レンズ」
ミケーネの手に落ちた日本より2台の超大型ロケットが打ち上げられるところからお話は始まります
NASA(言わずと知れた、アメリカ航空宇宙局)ではいち早くそれをキャッチ&追尾
当初ICBM(大陸間弾道弾)かと思われたそのロケットは地球周回軌道をはずれ宇宙へと…
一方新たな無人島へたどり着いた科学要塞研究所の一行はといいますと…
剣鉄也とシローたちは皆でミサトさんを追いかける追いかける
なんでかと言いますれば…ようするに若さゆえの暴走といますかwキスさせろとww
当然ミサトさんは嫌がるわけですがそれを今度は説き伏せようなどと…
シロー「なにがきゃ~~じゃ オレたちは決してみだら気持ちでいうとるんじゃないのだ ミサトさんは明日無き戦士の願いも聞き入れぬ心のせまい人だったのか」
ミサト「そうですよ~~だ ふん その手にはのらないわよ」
鉄也「もういいよシロー よそう… 寂しい限りだな ふふっ信頼されてるとばっかり思ってたミサトさんにそんなふうに軽薄にみられてたってことか いつ死ぬかわからぬこの青春のひとときの美しい思い出をと思って頼んだのに それなのにそんなふうにいやらしく誤解されてたとは…」

このあたり鉄也後ろ向きで肩を震わせてます、シローがこっそり前に回るとベロだしてます 役者ですw
ま、これでミサトさんが折れてめでたくキスさせてもらえることに…
しかし誤解でもなんでもなくってですね 鉄也はミサトさんとキスするとき思いっきり…兜博士が気付いて止めなきゃどうなってたやらw
OVA「マジンカイザー」等ではジュンちゃんと鉄也が恋仲っぽくなってたりしますが桜多グレートでは鉄也はミサトさんに惚れてるようであります
前話では鉄也がジュンに「ミサトさんが好きなんだろ」ってなこと言われてちょっくら頬があかくなってましたしw
もっともそういう鉄也を見て「ぶるぅ 玉砕したくなってきたよ(コレ出撃前のセリフ)」なんて心の中でつぶやくジュンちゃんだったりします
今回のキス騒動のときなんか「まったく 目がはなせねーなー これというのもだまされるミサトさんが悪い いつか殺して土の中だぞ くそ」
すっげぇ物騒な事言ってますからw
シーン変わって…大阪・境の工業地帯(関西以西はまだミケーネの手に落ちてません…んじゃロケットはどこから打ち上げたの!?…気にしちゃいけません)
とある工場に強行的に侵入してくる数台の大型トラック
工場長「誰だ!工場内であんな乱暴な運転をしている馬鹿は!!」
はい、それは研究所の面々…
鉄也「
は~い あたちたちよ~ん
ジュン「そのまま、そのまま 怪我したくない人は動かないでよ~ん」
このセリフをあくまでニコやかにwしかも肩から弾帯下げて手にはマシンガンって出で立ちでもって言っちゃってます
工場長「なんだ君たちは!!」
鉄也「正義の味方 剣鉄也とその一味w」
シロー「わ~ぃ 以下省略した~!」
兜博士「世界平和の名の元に グレート補給用資材をいただきにまいった」
工場長「きみらは正義の味方だろ これじゃまるで強盗団じゃないか!」
鉄也「こらこら これが(マシンガンを振りながらニコニコと)目に入ってないのか 強盗団だなんて人聞きの悪い ただちょっと
無理やり恵んでもらうだけじゃないか」(中略)
工場長「これじゃミケーネとかわらんじゃないか」
鉄也「違う ミケーネと戦うため平和のため 涙をのんでやってるのよん」
もうすっごいノリノリww しかも手馴れてます 絶対今回が初めてじゃないはずコイツら…ジュンちゃんのセリフがまた…ね
「馬鹿な国民汗水たらして守ってやるってしんどいもんね たまにゃ息抜きしなきゃ」
む~~資材調達を兼ねたレクリエーションっすか・汁
で、資材の積み込みも終わり退去…の途中…ジュンちゃんがいきなり街中でトラックを止めさせて…何をするのかと思いきや
目に付いたブティックに入って洋服を物色しはじめましたww
後を追いかけてきた兜博士が「なにやっとるか」と言えば
「なによ平和のために働くんだってグレートの資材だけじゃだめよ 着るもんがなきゃ思いっきり動けないじゃんかよ~」
兜博士は心の中で「ドレス着てかよ」とw
シローはおもちゃ屋でピストル撃ってプラモとラジコンをしこたまもってくるし…汁
もうこっから先はやりたい放題(ぷ
鉄也は運動靴とウォームアップウエアー…さすが主人公まともなの「持って」来たと思えば
「オレが一番芸がね~な~ と、ほかに欲しいものはなかったかな~ でも女の子ばっかりかっぱらって行ったら後の始末が大変だしな」って おい!
遂には兜博士までもが「これも世界平和のため働くための活力をやしなう必需品じゃ」と言いつつ
象牙の麻雀パイを持ってきたりしてw
兜博士「いや~それにしてもコイツ(銃)の威力はたいしたもんじゃ ヒヒヒ…」
いよいよ乗ってきた兜博士はやってきたパトカーに対しても「強行突破じゃ!」ってトラックをぶちかまさせる!運転手は陸自のおっさん
ひとり弓博士だけが「近頃の正義の味方も質が落ちたと思われるだろうな…」と嘆息したりして…
流石に戦車が前を塞いでしまった時にゃ…って「かまわん 体当たりだ 体当たり!」おいおい
このピンチにミサトさんの操縦するグレートがやってくるワケなんですが
そのときも「さあミサトくん 遠慮なく蹴散らしてくれたまえ」
だめだ…このおやじ…

さて冒頭に登場したロケットですがこれはお察しの通りミケーネの打ち上げたものであります
ミケーネはこれを使ってアステロイド・ベルトから氷の塊を運んできやがったんです
天文台や天文マニアは氷塊の接近に気付くわけですが結局なにもできません
そうこうしているうちに氷塊は地球の静止衛星軌道に辿り着きます
しかも運ばれてくる途中でまるでレンズのような形に加工されて…人類がその危険性に気付いたときはもう手遅れでありました
「地獄大元帥の作戦は始動した 直径2kmの巨大なレンズと化した氷塊はその表面積いっぱいに集めた太陽の光を、熱を 何も知らぬ人々の頭上に突き刺した レーザー光線よりも強い地獄の炎となった光に触れた人々は死の苦しみも恐怖さえもなく蒸発した そしてその後には直接光を浴びなかった人々の苦しみもがく地獄絵がまっていた」
この事態に核ミサイルを保有している各国は一斉に氷塊レンズへの攻撃を開始!
しかしレンズの周りに控えていた怪鳥将軍バーダラー率いる戦闘獣軍団がこれを悉く破壊…作戦は失敗に終わる
地獄大元帥「今度ばかりはいかにグレートといえど遠く離れた宇宙の事じゃ邪魔はできまい」
ヤヌス公爵「そのグレートたちのことですが ニュースをご覧ください」

そこにはハイジャックされ一路アメリカへ向かう旅客機の姿が…
TV画面で犯人はこいつら!的に紹介されるのが「自称正義の味方のこの一味」そう科学要塞研究所のみなさんですw
それにしても
パイロットの後頭部にピストルを突きつけたままサンドイッチをパクつく兜博士…似合いすぎw
「やつらは日本を逃げ出した!」と大喜びするミケーネの7大将軍(バーダラーのぞく)
ひとり「気になる…」といっていた地獄大元帥も翌日のニュース報道を見て…
「機はハワイ経由でアメリカへ向かいましたが今朝方消息を絶ってしまいました 目下捜索中ですが依然手掛かりは無く太平洋上に墜落したのではないかとみられております」
地獄大元帥「案ずるまでも無かったか…よくよく不運なやつらだ」
と胸を撫で下ろすのでありました
ところが研究所の一行は途中で飛行機から船に乗り換え闇に乗じてアメリカへ上陸していたのです
この時一行の乗った船に岸からサインを送って導いたのが前作「マジンガーZ」の主人公・兜甲児
(甲児はドクターヘルとの戦いの後アメリカへ渡っていました。これはTV版、桜多版ともに同じ)
哲也たち…なんでまたアメリカくんだりまでやってきたかといえば…もちろんあの氷塊レンズを破壊するため!
グレートのスクランダー(作中呼称・グレートのスクランブル・ダッシュの事)ではレンズのある高度まで昇ることができないためミサイルの力を借りようというわけです
米国国防総省で交渉に入る兜博士…一方哲也たちはミサイル基地の周りに布陣
夜明けまでに話がまとまらなければ「力ずくで」手に入れる作戦なのです
そして…夜明け…
ミサイル基地守備隊と鉄也たち研究所勢の戦いの火蓋が切られ激しい戦闘が…
どれくらい激しいかといいますと あの自衛隊司令だったおっさん(最後の最後に岡部さんという名前だと判明w)さえも戦死してしまうくらいっすよ
「許してくれ(中略)世界平和のために犠牲になってくれ」
グレートタイフーンで攻撃するグレート!ちぎれ吹き飛ぶ守備兵たち…いいのか…大汁


ダイナミック・ロボ 2



第12話「兜甲児登場!」 最終回
いや、すでに前話で登場してるんですがね…なぜかこのタイトル…
そんなこんなでアメリカのミサイル基地守備隊とグレートの戦闘はたけなわであります
「ウワァー ロケットダロケット弾ヲツカエ 操縦席ヲネラウンダ」
あ、やっぱし弱点バレてる…
この有様をモニターしていた地獄大元帥は氷塊レンズの焦点をグレートに合わさせます
この機にグレートを破壊してしまおうと目論むわけですな
しかし…照準を合わせている間に兜博士の方の話がなんとかまとまり大型ロケット(一応タイタンミサイルと名前が出てきます)を貸してもらえる事に…
さっそくロケットを小脇に抱えて宇宙を目指すグレート&ビューナス!
このタイミングで氷塊レンズからの攻撃がっっ

しかしグレートとビューナスのスピードが速すぎる為なんど攻撃しても照準が合わず落とせません そうこうしているうちにグレートたちは氷塊レンズの近くにまで…
地獄大元帥「バーダラー、グレートが向かっているぞ」
バーダラー「大元帥ご心配めさるるな これだけの戦闘獣が護衛についているんですぞ」

余裕コクだけあってえらい数の戦闘獣を従えてやがります
ところがどっこいwグレートのほうもウジャウジャとw
地獄大元帥「ばかなミサイル基地を飛び立ったのはグレートとビューナス2体だけだぞ!」
バダラー「しっしかし 現に目の前に… ええぃ!なにをしている 攻撃だ!攻撃!!」

んで、攻撃してみると…なんともこれがゴム風船グレート…
バーダラーはじめ戦闘獣のみなさんもポカ~~ン
「どうしてこんな事を…」とか言ってると…いきなり
 
どか~ん!!
なんと!たくさんある風船グレートのなかに核爆弾の仕込まれていたモノがあったのでした
これによって爆発の近くにいた戦闘獣は蒸発し無事なヤツもかなりの数がその爆風で宇宙の彼方へと吹っ飛んで…
喚きまくるバーダラー「おのれ!グレートはどこだ!本物のグレートは!!」
戦闘獣「あ!いたぞ! 血祭りにあげろ!!」

それっとばかりに群がる戦闘獣のみなさん まだ結構な数がいたりします
が…またしても

どっか~~ん学習能力ねぇな~ww
吹き飛ばされたバーダラーは宇宙を漂って…「どん」とグレートにぶち当たって…
バーダラー「おのれ!2度までか3度までもとは その手は喰わんぞ!」
しかしグレートの頭部を見て「はっ」っとするバーダラー そこには剣鉄也の姿が…
物も言わずいきなりマジンガーブレードで切りつけるグレート!左肩から袈裟切り!!
バーダラー「いたぞ!本物のグレートがいたぞ!」
鉄也「ばかめ 2度の核爆発で満足に動けるヤツはいないな」

哀れバーダラーさんはグレートに刺殺されてしまうのでした…
このあとグレートとビューナスによって氷塊レンズが破壊されてしまったのは言うまでもありません

そして「レンズ破壊作戦成功」お祝いの大パーティw
つ~かこの五角形の建物ってどうみてもペンタゴンだよな
いいのか こんな場所でドンチャン騒ぎやって…汁
兜博士「明日は東京へ進撃して決戦だ 作戦が失敗して動揺しているミケーネを叩くんだ」
いよいよっすね…決戦
そんでこの場で兜博士が実は甲児の親父だったってことが公表されまして
ジュンちゃんなんか「甲児くんのためにかんぱ~いw」って大喜びしてたりします…が
我らが
屈折ヒーロー鉄也はというと「ヤツが帰ってきたら兜博士と血の繋がってない俺たちはまた元のみなしごか…」などとすっごい後ろ向きな事を…もっともこれはしょうがない事ではありますね 鉄也の心情いかばかりか…
翌日、小島の秘密基地へ向かってアメリカを後にする一行
ところが!どういうものか…なんでだか…その基地の所在がミケーネ側にバレてしまい ヤヌス率いる飛行要塞デモニカと戦闘獣が!!
留守を守っていたボロットはあっさりやられてしまい シローを逃がしたミサトさんはヤヌスの手に…
そこへグレートが帰還!! 普通のマンガだとこのあと主人公の活躍で人質は助かったりするんですが…
ヤヌス「みよ 鉄也!」
あわれミサトさんは惨殺されてしまうのでした…TT
その頃…研究所の一行を乗せたアメリカからの旅客機は富士の裾野にある光子力研究所の真上へと…
甲児「はっ!」パラシュートを背負い旅客機から飛び出す兜甲児!
すかさずマジンガーZへ乗り込むとスクランダークロス!そして大空へと急上昇…
甲児「哲也さん 今マジンガーZが応援にいきますよ!」
一方鉄也はといえばヤヌス公爵の連れてきていた戦闘獣に苦戦中
鉄也「こんなこっちゃ甲児に笑われちまう 野郎!」
いつにも増して戦闘意欲旺盛なのはいいけどもどうにもソレが空回り…
そこへマジンガーZが現れると言うに事欠いて
鉄也「ばっきゃろ(中略)てめーみてーなポンコツの出る幕じゃねーや(中略)ここはグレートにまかせてさやかのおっぱいでもしゃぶってな」
ここまで相手が年上という事もあってそれなりに謙った話し方をしていた甲児も流石に「むっ」っときて
甲児「年上もくそもねーや てめーなんかにゃまけねーぜ」と…w
さてさて鉄也の甲児に対するこの態度…前出の「ヤツが帰ってきたら(略)」というセリフと相まって察しの良い方にはもうお分かりでございましょう
このあと戦闘シーンにオーバーラップして鉄也の心情が語られます
鉄也「オレが今まで必死にやってきたのは…オレがこの世に存在する事をわかってほしかったんだ 
愛されなくてもいい…オレがいる事を理解してほしかったからなんだ」

ここまでを聞きますと《皆に認めてもらいたい…世の中の誰にでもいいから自分を知ってもらいたい》といった孤独な青年の独白のようにも受け取れます
でもそれは間違い…哲也が認めてほしい相手、愛してほしい相手というのはたった一人のひとだったのです
鉄也「それに血の繋がった甲児が帰ってきた今となっては オレに残された唯一の道はより優れた戦闘で認めてもらうしかないんだ」
戦闘獣に羽交い絞めにされるグレート!「いまだブレーンコンドルを狙え!」叫ぶヤヌス!多数のミサイルの直撃を受け砕け散るコンドルのキャノピー
ヤヌス「チャンスだ!」  鉄也…絶体絶命のピンチ!
そのときグレートを抑える戦闘獣に一機の小型機がっっ!
そう、その自爆した小型機には兜博士が乗っていたのでした

愛してほしいと思った人が…自分を助けるために死んだ
このことを鉄也はどう思ったでしょう?

最終決戦…
戦略的に見るならば
ミケーネの勝ちです
哲也たちは確かにミケーネの戦闘獣を多数破壊しました しかし《将軍》クラスは全くの無傷で残っています
それに対して研究所サイドは《ミケーネに対する唯一の防波堤》兜博士を失ってしまいました
ここで鉄也は最終的な決断を…
鉄也「身をもってオレを守ってくれた所長にできる唯一の恩返し…
甲児やシローを危険なめに合わさぬため 今すぐミケーネとの戦いを終結させてやる」

鉄也はグレートを地獄大元帥や他の将軍たちの集結している地点へ突っ込ませるとグレートの最終兵器を発動させたのでした
覚えてますか?第7話【グレート軍団出撃!!】での鉄也のセリフを?
グレートには
自爆用のエネルギーがあるのです

こうしてミケーネはその戦力のほとんどを失い地上より撤退し世界にはまた平和が訪れたのでした
瓦礫の原と化した東京…鉄也が自爆したと思しき場所に花を手向ける一行…
甲児「鉄也くん ぼくは君にもらったこの命を自分の信じる道のために
大切に 大切につかうつもりだよ きみの分まで…」


ダイナミック・ロボ 3



いよいよお次のレビューは…「グレンダイザー」っすな
これまたスゴイっすよ いや、ほんと






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グレートマジンガー・OP


はい、桜多版グレートマジンガーその2です
さくさくレビュー開始っす


第9話【地獄大元帥】 
前話にて暗黒大将軍を失ったミケーネ帝国に新たなる司令官が着任する
その名は地獄大元帥!前作「マジンガーZ」にて壮絶なる最期を遂げたドクターヘルの生まれ変わった姿である
正面から戦うだけではグレートを倒せないと判断した地獄大元帥は搦め手からの作戦を講じた
「人間とは弱く醜いものよ だがその弱い人間も使い方によれば 最大の武器となるわ ふっふっふっふ」
科学要塞研究所から遥か離れた瀬市の水原湾に突如現れる戦闘獣 狙いは石油貯蔵基地である
戦闘獣は次々に貯蔵タンクを破壊すると海中へ…ヘドロの海をかき混ぜ多量のメタンガスを発生させた
「折からの真夏並みの馬鹿陽気が海に流れ出した重油の気化を異常なまでに早めた
そしてそのガスは戦闘獣の出すメタンガスと融合し海風に運ばれ 市内をすっぽり包み込むかっこうとなった(中略) そして…惨劇は起こった」

ある住民の不注意から引火大爆発をおこした融合ガスは瀬市をその住民諸共吹き飛ばしてしまったのだった
そのニュースが世間に行き渡るのを待ってTVを電波ジャックする地獄大元帥
「諸君 次は東京だ!瀬市の数10倍の規模を持つ京葉コンビナートを襲撃する!!(中略)
だが…諸君にチャンスを与えよう 伊豆…科学要塞研究所ならびにグレートとビューナスAを破壊するのだ(中略)聡明なる結論を出す事を祈る」

パニックに陥った群集は国会議事堂前で口々に喚きたてる
「グレートを壊せ!」「研究所を破壊しろ!」「政府は都民の命を守れ!」
さらに地獄大元帥からの「宿敵グレートを倒したいだけ」というホットラインを受けた日本国首相は遂に
小の虫を殺し大の虫を生かす決断を下した…陸・海・空より研究所にせまる自衛隊 
それを目の当たりにした兜博士は「なんのためにわしは… わしはなにを守るために努力をしてきたのだ こんな体になってまで…目先の安全のために仲間を捨てる馬鹿どものために生きてきたのか…」と戦う気力を失くしてしまう
一方、われらの剣鉄也といいますと
「ミケーネの言うことを聞くなら もうやつらもミケーネのものよ皆殺しにしてやる!!
ヤバイくらいにテンション上がりまくってますw
そして白旗を掲げた所員の脱出が開始され…
覚えてますか?「マジンガーZ」の終盤に登場した陸上自衛隊の指揮官のおっさんを?この方はここでも再登場w
投降してきた人々のなかに兜博士がいない事を知らされると彼は
「わしは今日ほど体制側の人間になって嫌な思いをしたことはない 今まで幾度となくピンチを救ってくれたひとを わが手で滅ぼさねばならないとは…」と漏らします
そしてグレート、ビューナス、ボスボロット、ロボットJrは「裏切られた者の寂しさを 心の痛みをみせる」と包囲する自衛隊との戦闘に突入!
その時、科学要塞研究所の窮地を知った弓博士(光子力研究所所長)がミサトさんと一緒に現れ…
「兜博士 最期までベストを尽くすのがあなたではなかったのか
逃げるのです 今はいったん逃げ延びチャンスを待つのです
あなたが死んだらこの後に来るものはミケーネの暗黒の侵略だけですぞ
それを退ける力を持っているのはあなただけなんす(中略)
あなたには軽々しく死を選ぶ権利は無いのだ」

かっちょいい~弓博士w このセリフの間にも研究所への攻撃は続行され次々と壊されていってんですよ む~男やのぉ
繰り返される攻撃に遂に研究所は崩れ去る…「所長!!」叫ぶ鉄也の耳に兜博士からの通信が…
「もはや科学要塞研究所は立ち上がる力を失った わたしはいま海中カプセルの中にいる ここを捨てどこかに逃げ延びて…ミケーネに一矢報いるチャンスを待つつもりだ ついてきてもらえるだろうか」
自衛隊への攻撃を中止して研究所へと歩き出すグレートたち…
陸自の副官がそれを見て「彼奴らは 死にに…」と早とちりしますが
それを聞いた例の陸自司令官のおっさんは 副官に指揮権を委譲すると燃え盛る研究所へと向かうのだった
自航して逃げ出す海中カプセルの中での最期のセリフが実にイイのでそれで今話の締めくくりに…
「我ら国に裏切られお尋ね者になろうとも 命のある限りミケーネと戦おうぞ!」

第10話【火山島爆破】
「地獄大元帥の策に落ち守護神グレートを排撃した日本にミケーネはその邪悪な正体を現し襲い掛かった
千葉・木更津から練馬・十条からいち早く首都防衛(襲われたのは東京)に配置されていた自衛隊が駆けつけた
だが…巨大なビルが戦車砲をさえぎり機甲師団はそのもてる力を振るえぬまま壊滅した
たよりの米軍駐留部隊は戦闘獣のあまりに早い進撃に いち早く安全地帯へと避難し静観を決め込んだ
東京は中央集権制の下に集められた全てのものが麻痺し 逃げ場を失った人々の絶望的な叫び声があふれていた」

ものごっつ暗いナレからスタート…
「グレート帰ってきて~」「僕らが悪かった許してくれ」「見捨てないでくれ」
などと群集のみなさんは嘆き叫ぶのですが…おい おい
当時リアルタイムで連載を読んでたおいらも市井の人々の身勝手さに思いっきり呆れたもんでした で、そのナレは続きます…
「だが そんな人々の願いもむなしく 死は直前に迫っていた」
やったれや!戦闘獣! あれ?
その頃再起を誓い脱出した研究所の面々は第2次世界大戦時に生化学兵器研究所があったという無人島にいました
海で山で食料を調達し…乏しい資材をやりくりしてグレートの修理調整を行っていたのでした
そこへヤヌス公爵の放ったキャットルーの一人が現れ皆がここに潜んでいるのがバレてしまいます
キャットルーの乗り込んだ空中要塞ミケロスを追おうとするグレート
しかし兜博士はそれを止めさせるのでした
「これは賭けだ いま火山島やミケロスを始末しておかなければ たとえ戦闘獣をやっつけこの場は乗り切ったとしてもますます厳しい状況に追い込まれ我らの戦いは思うようにできなくなる」
博士はグレートとビューナスに2大要塞を破壊させるために敢えて敵をおびき寄せようとしたのでした
「きみらが出撃している間 戦闘獣はボロットとロボットJrで食い止めておく 火山島とミケロスを始末したらすぐに引き返して戦闘獣をやっつけてくれれば全員無事だ(中略)
万が一君らが間に合わず我らが全滅したとき そのときは君らだけでもミケーネと戦うのだ」

いや、博士 それならやっぱミケロスだけでもやつけといた方がよかったんじゃ…
この博士の発言にさしもの鉄也もシリアスまっしぐら でもジュンちゃんはいつも通りに元気一杯
「もうあたしゃやけよ こんだけ悪条件がそろえば深刻ぶったってしょうがないもんね」
「おまえは タフだな」
「何も無い逆境なら これからミケーネから
少しづつ平和を奪う楽しみがあるだけだもんね ものは考えようじゃん」
ついに火山島前線基地とミケロスそして3体の戦闘獣におそわれる一行
「俺たちが出撃している間 武器も満足に無い所長たちはどうやって戦闘獣と…島のみんな生きててくれ…俺たちが帰るまで 生き延びててくれ」
悲壮な覚悟で発進するグレートとビューナス
島ではあの自衛隊の司令(生きてやがったっすw)を中心に死に物狂いの戦闘が始まった
ボロットが1体の戦闘獣を倒すという殊勲をあげるも次の戦闘獣に破壊されてしまう…次第にに押されていく研究所サイド
そこへ火山島を撃破した鉄也とミケロスを落としたジュンちゃんが帰還!
勢いに乗った2人は瞬く間に戦闘獣を倒してしまうのだった
2人を喜び迎えた兜博士はこう言った「やつらに知られた以上もうこの島にはいられない 第2時攻撃隊が来る前に新天地を求めて旅立つのだ」
一方、徹底的に破壊され放棄されるのを待つばかりとなった廃墟のような火山島の中…ボロボロになったヤヌス公爵は鉄也に対して激しい敵愾心を抱くのだった


つづく…






グレートマジンガー

はい、桜多吾作版「マジン・サーガ」レビュー第2弾は
グレートマジンガーっす 

連載第1話【グレートマジンガー登場】は各キャラの紹介ってことで割とおとなしめ…と思ったら
やってくれます・汁
シローを誘拐したミケーネの女スパイを剣鉄也(いわずと知れた主人公〉が射殺!しかも顔面撃ち抜き!うわ~頭吹っ飛んでますよ~
それを見ていたジュンちゃん(グレートの相棒ロボ、ビューナスAのパイロット)が鉄也を諌めると
「ギャーギャーわめくとてめえも殺っちまうぞって…こえ~
だいたいこの鉄也というのはいわゆるニヒル系キャラでして なんでまたそんなキャラかといえば
彼は天涯孤独の孤児であったところを兜博士に対ミケーネ戦のために育てられたという
いうなればプロのマジンガー乗りなわけです
敵に対しては一切の容赦なし!それどころか目的の為には手段を選ばず妥協もしない!だから…
「俺は殺る…お前たちが…人がなんと言おうと 俺は殺る!!
 命あるかぎりミケーネの化け物どもを地獄に叩き込んでやる!」

なんて平気で言えたりするわけなんですな
ん~~兜博士…育て方間違ったな…

で、第2話【あやうし剣鉄也!】 
戦闘訓練の一環として山岳地帯でレンジャー訓練に参加していた鉄也の死亡を知らせる電報が科学要塞研究所に届けられるところから始まります
ほんとは殺されそうになったところで逃げ出して無事なのはお約束w
ミケーネが鉄也を殺すべく手を回していたというわけですね
他にもいろいろありますが(ぉぃ) われらの鉄也くんは山の中を逃げ回る逃げ回るw
途中でヘビ捕まえて「結構アブラがのっててうめぇや」とか…
捕まえ方もまた豪快さんでねぇパッと両手でヘビの上のほうと下のほうを握って
真ん中辺りの皮を口でベリベリっと剥ぎ取…うぷ
さて今話では「なんでまたミケーネは日本を狙うのか?」と「ミケーネってなん?」いう説明があったりします
「ミケーネ」の正体は原作どおり
では「なんで日本なんか狙うのか?」といいますと…以下暗黒大将軍のセリフ
「グレートマジンガーだ やつさえいなければいかに近代兵器を装備した自衛隊といえど一ヶ月もあれば十分殲滅できる
もちろん安全保障条約に則りアメリカ軍が援軍をよこすだろう
だがなにせ周りを海で囲まれた日本の事だ
長い海路を乗り越えてこなければならないために十分な行動は起こす事はできぬ
また空からの攻撃にしても山岳地帯に散らばっていればその効果は極めて少ない
水爆の使用を考えぬ限り山の多い日本は天然の巨大な要塞…これらは絶好の前進基地なのだ!!
いかにアメリカと安保条約で結ばれていようとも
自国の防衛予算がスッカラカンになるほど日本のために戦ってくれるほどお人好しではない
まして日本はイエローモンキーの国などと心の中ではケイベツしている者もいる
そんなとき日本さえ手にいれれば他に野心は無いといえば
アメリカはもともと極東における弾除けとしての日本などあっさりと手放すだろう
そのあいだに我々は日本人1億1千万人に脳改造をおこない一大軍団をつくり世界制覇を目指し進撃するのだ!」 


第3話【大反撃開始】 
今回はわれらのジュンちゃんのお話w
ご存知のようにジュンちゃんは鉄也と同じように孤児です そして黒人とのハーフでもあります
いつも明るく元気なジュンちゃんですが肌の色の事がもとで…

いかん…いかんな…この調子で全話説明していたら終わらなくなってしまう…

第5話【超近代兵器GMFA1】 
新住日重工は世界各国の国防関係者を集めて超近代兵器のお披露目を行う
その兵器とは戦闘ロボット「GMFA1」
戦車の砲弾を弾き返し国産ミサイルにもビクともせずあっというまに多量の戦車を破壊してのけるGMFA1!
しかしあまりの値段の高さに(3000t級護衛艦5隻分!)躊躇するお歴々…
それどころか「古い戦車相手だから勝てた」といわれる始末
それなら!と新住日重工の社長「藤獰Fujidoh」はその実力を証明するため
あろうことかグレートマジンガーにGMFA1をぶつけるのであった
で、まぁあっさりグレートが勝っちゃうんですが
この藤獰社長 実はもう一体のロボットを用意しておりまして
それがなんと…
黒いグレートマジンガー!!
それどころかすでに量産体制に入っていて他にもグレートがあったり…
なんで兜博士でもないのにグレートを製造できるのかといえば
研究所の所員に金を握らせ設計図を盗み出していたからなのだった
(ちなみに用の無くなった所員は藤獰のボディガードに消されます)
それを知った各国の国防関係者(見た目はマフィアとかヤクザっぽい)は
他国にグレートを渡すまいと互いに殺し合いを始めます
そして最後に生き残った(というより生き残った最後の一人を殺しただけなんだけど)ミケーネのゴーゴン大公が全てを買い取る事に…

第6話【9対4の死闘】 
新住日重工のグレート工場で大爆発!
話合い(グレートの製造中止要請)ではラチがあかない事に業を煮やした鉄也の仕業だった
「工場がこんなになっちまったら もうグレートはつくれねえだろ ざまーみろ」
しかしすでに外装を終えていた8体と試作品ブラックグレートは無傷であった
横一列に並び研究所に向かって更新する量産グレート(胸にナンバリングあり)!指揮を執るのはゴーゴン大公である
それをビューナスAとボスボロットそして前回グレートに倒された挙句研究所に回収修理されていたGMFA1(パイロットはシロー)が迎え撃つ
え?鉄也? 彼は工場を爆破した際に住日重工側に捕まり監禁されていたのだった…
この非常事態にスクランブルしようとする自衛隊機!しかし上層部はその発進を中止させるのだった
「グレートは動く要塞に等しい こんな蚊トンボじゃ勝ち目は無い
昭和25年8月警察予備隊として発足以来 わしらが手塩をかけて育てた自衛隊に
こんな勝算の無い戦いをさせ むざむざ世間の物笑いの種にすることはできん!」

うわ~~汁 こういうあたり妙にリアルなんすよね桜多版って…
研究所では量産グレートによる攻撃が始まっていたがなぜか攻撃はビューナスとボロットに集中していた
そこへ藤獰の娘「香織理Kaori」を人質にした鉄也が帰還!
早速グレートに乗り込み戦闘に参加するも量産型のみなさんはグレートを相手にしようとしない
どうやらまるっきり同じに造られたため、搭載されているコンピューターが仲間だと判断しているらしい…自動操縦の弊害っすね(ぷ
その間、藤獰に兵器製造などやめてくれと懇願する香織理と答える藤獰の会話をちょっと…
「香織理…日本はいまどういうときか判るかね 狭い国土に溢れんばかりに増えた国民をどうやってやしなっているか…
鉄鉱石等の原料を買って船やラジオ、テレビなどの製品を作り その利益で外国から食料を買って養っている
ところがそういった製品はいつまでも無限に売れるというわけではない
世界中の人々にゆき渡り今までのものでは誰も買ってくれないときがきた
世界一位を誇っていた造船も今はもう注文も無い
世界中は…品物で埋め尽くされ溢れている…だがそれでもなお日本は売らねばやってはいけない これまでにない新製品をつくりだし…
それが超近代兵器としてのグレートなんだ! これほどの目玉商品を手放すわけにはいかん!(中略)
いいか香織理 わしたちは生きているのだぞ 三度の飯を食わなきゃならないんだぞ」


第7話【グレート軍団出撃!!】 
サンダーブレークを使い自動操縦装置だけをオーバーヒートさせて難を逃れた鉄也たちだったがそこにミケーネの戦闘獣軍団が襲い掛かる
研究所では量産型グレートを手動で動かしこれを迎え撃つ事に…
父に人の命の重さを教えるため搭乗を希望する香織理だったが哲也はそれを拒否する
10対4という数の上では圧倒しているグレート軍団だったが戦闘経験の全く無い所員が操縦しているため一進一退の攻防が繰り広げられた
(なんと鉄也の元祖グレートも破壊されてしまう!しかし間一髪ブレーンコンドルでドッキングOFFし他のグレートに再ドッキングw)
長引いては不利だと判断した鉄也は一体のグレートを犠牲にする事に…
ブレーンコンドルをOFFさせたグレートを抱えて敵に突き進む鉄也のグレート
「こいつが全く同じに造られたとしたら
自爆用のエネルギーを持っているはずだ」
で、「グレート本体ミサイル作戦」は無事成功しミケーネを追い払うことに成功w
その後 香織理は鉄也を撃ち殺そうとしたボディーガードの銃弾に身をさらし絶命する
一人娘の死を嘆いた藤獰は彼女の最後の願い…残った3体のグレートの処分及び新規製造の中止に同意するのだった
今話は最後にこう締めくくられる
「香織理の一命をかけた願いを聞き入れてグレートの製作を中止した藤獰氏に…いや日本全体に…
侵略を目指すミケーネの他にもうひとつ新たな敵ができた…立ち直る見込みの無い不況という敵が…
そいつは…飢餓…混乱…失業という部下を引き連れて
今まさに日本本土に襲いかかろうとしていた」


この後、暗黒大将軍の最後を描いた第8話【ヤヌス公爵】をはさんで
遂に最後のエピソード(第9話~12話)へと…


つづく…






マジンガーZ

マジンガーZ、グレートマジンガー、グレンダイザー
この3作品は永井豪さん原作のTVアニメーションであります
どれも面白い作品でしたw当時はまだご幼少のわたくしもいつも楽しく拝見していたものです
だけんども友人知人等とこの3作品の話をしますとど~も微妙に食い違いがございまして
っかしいなぁなんでかな~?と思いましたらば…
どうやら私は桜多吾作さんによってコミカライズされた作品と一部混同している部分があったりなんぞしていたわけなんですな あっはっは・汁
それもこれも桜多版マジンガーが私のフェバリットコミックであるからこそなんでしょうが
その桜多版マジンガーなんですが…ご存知ですか?
正に隠れた名作(といっても近年復刻されたりしましたがw)であるこの3部作!
せっかくなので(俺はコンバット越前かw)ちょっくらレビューとまいりましょう
先ずはマジンガーZから 以下ネタバレ注意

マジンガーZ
元は少年ジャンプで連載されていました
え?ジャンプで連載は原作者でもある豪ちゃんじゃないの?
と思われた方 半分正解です
実は「別冊」少年ジャンプでもマジンガーZを掲載しておりまして
そちらの作者が桜多吾作さんだったりいたします
このジャンプ時代は良くも悪くもTV版プロットのまんまですが
(もっとも豪ちゃんの原作マンガがアレなんで
できるだけTV版に沿って描いてくれと言われてたのだそうです)
さやかちゃんがめっちゃ可愛いのでOKです
さてその後、桜多マジンガーは連載の場を「冒険王」へと移します
これは週間Jの豪ちゃんマジンガーが終了(同時期に少年マガジンに連載していたデビルマンに専念)する事になったため
別誌とはいえ同じジャンプで連載を続けるわけにいかなかったからとの事
しかし…集英社から秋田書店ですぜ? いや~当時はおおらかな時代だったんだなぁ♪
さて活躍の場を移した桜多マジンガーですが最初は猫を被っておりましたw
ですが次第にその本性を剥き出していく事になります

●ブロッケン伯爵に支配されたアフリカのアカバン国にて
 蜂起したゲリラとともに戦うZ 【暗黒大陸のマジンガーZ】
●異次元から食料調達にやってきた「神の魚」チップカモイに
 兜甲児とアシュラ男爵が一時的に共同戦線を張る 【チップカモイ】
●ミケーネのゴーゴン大公を後ろ盾にあっちこっちの支部から資材をネコババするアシュラw
 手始めに高校を留年してしまった甲児を励ますパーティの間隙を突いてマジンガーを見事強奪
 その際マジンガーを取り戻さんとした甲児も捕まってしまう
 基地にもどったアシュラは甲児に仲間にならないかと誘いをかけるが甲児は拒絶
 で、それを聞いたアシュラのセリフがかっちょイイw
 「良いとか悪いとかは何で決まる?いや誰が決めたんだ 人間だ!人間が決めたんだぞ!!
  一部のよわ~い自分の身を守る事もできぬふぬけ共が唱えたセリフが正義と平和だ!!
  (中略)たしかに正義の味方…平和を守る…なんていうのは聞こえはいい
  だけどそれで腹がふくれるかい?一円の得にだってなりやしねーじゃねえか
  挙句の果てが一生懸命やりすぎて学校落第だ! ざまぁねーよ」

 結局甲児は逃げ出すことに成功するがアシュラのRI計画もスタートする
 RI計画!それは世界中にセットされた火山型ロケットからの一斉噴射により
 一瞬地球を制止させるという途方もないものだった
 最初の攻撃で甚大な被害を被った人類に対しアシュラは全面降伏を呼びかける
 苦悩した挙句降伏に応じる弓博士…再び同じ攻撃を受けたならば
 地球はその自転を停止し公転軌道を外れてしまうかもしれないのだ!
 しかし甲児は最後の最後まで望みを捨てないと言い放ち
 アシュラへの攻撃を続行するのであった 【RI計画】

そして最終回
●前回の戦いで傷ついた光子力研究所とZ…
 ドクターヘルはここぞとばかりに機械獣軍団を差し向けてきた
 ここで戦力の減退した研究所を守るべく布陣していた自衛隊が大活躍!
 このときの機甲師団司令官のセリフがすごい
 「おどれーたか 伊達に30年もアメ公を駐屯させてんじゃねーや
  ミサイルや原爆地雷のひとつぐらいくすねるのわけねーや」

 いいのか?おい…汁
 ダメージを受けた飛行要塞グールを追尾したマジンガーは遂に敵の本拠地地獄城を発見する
 鬼神のごとく暴れるマジンガーだったがドクターヘルの要請を受けて現れた
 ゴーゴン大公率いる戦闘獣にボコボコにされてしまうのであった
 それを観て歓喜するヘルであったが彼はミケーネ闇の帝王の命をうけたゴーゴンに刺殺されてしまう
 ヘルは死の直前にゴーゴンを道連れにするべく
 地獄城を浮上させ光子力研究所へ激突させるコースへと乗せるのだった
 ここで窮地に陥ったマジンガーを救うべくグレートマジンガーが登場!
 瞬く間にミケーネの戦闘獣を一掃!それとともに軌道を逸れていく地獄城…甲児は行方不明…
 数週間後、弓博士とさやか、シローの3人は科学要塞研究所において甲児との再会を果たす
…と、この前に弓博士と兜博士の会話シーンがあるのですが
 「兜剣造博士!!あなたはたしか実験中の事故で…」
 「そうです だが父の十蔵博士がわたしを死からよみがえらせてくれたんです サイボーグとして…」
 んでその直後に甲児が現れる…
これってなんかイヤ~な展開でない?
 しばらく行方不明だった甲児とサイボーグとして生きてました~の兜博士…
 案の定この後には…さやかが甲児に駆け寄り
 「どうして連絡くれなかったの ばかばか」と彼の胸を叩くと
ポコン ポコンという音が…
なんと甲児は胸部と左腕が機械になってしまっていたのでした
 …なんという…ことか TT


おぃおぃエエんかこんなんでって展開ですが ふっふっふ…
次作「グレートマジンガー」はこんなもんじゃありませんゼ旦那w

マジンガーZ・OP1+2







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